白い歯神話 1|倉敷の歯医者、こども歯科、こども矯正歯科 虫歯、歯周病、審美歯科、インプラント、親知らず

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白い歯神話 1

   

歯が白いと人に清潔感を与える。

と言われますが、歯は白ければそれでいいのでしょうか?

歯は骨よりも固い硬組織です。

どうしてそんなに硬い必要があるのか。

私は、歯(歯列)は1つの臓器であり、毎日過酷な環境の中、何十年と使い続けていくものなので硬い、硬くないと役目を果たせない、のだと思っています。

しかも、ただ硬いのではなくしなやかさも備えているのですから、天然ものに勝るものはありません。

そして、美しく清潔感を与えて見えるのは歯が白いだけでなく、きれいな歯ぐきもその要素を持っていると思います。コーラルピンクの引き締まった歯ぐき!!

そう考えると、痛くないからまだいいや!!と、放置するなんてもっての外。普段からのケアが大切ですよね。

それでも、万が一虫歯になったり事故で歯が欠ける、無くなるなどした場合には人工的なもので回復してあげなければならなくなります。

そのとき、ただ白ければそれでいいのでしょうか?見た目が全てなんでしょうか?

歯のマニアともいえる私たちは、歯、歯列、口の中の環境という一つの臓器としてとらえたときに、歯や歯ぐき、人工的な被せなどの特性を考えたうえでの色調や形態であるべきなのにな、と思ってしまいます。

もちろん、費用のこともありますが、白い色にこだわるあまり歯そのものの寿命を短くしてしまっては本末転倒です。できる限り抜かずに、歯の寿命が少しでも長くなるように、と考えているのですが、”白ければなんでもいい、白くなきゃ嫌だ”と言われると、何とも言えない心持になってしまいます。