虫歯のでき方を見直してみよう!!
エリサ先生のワンポイントレッスン
子供を虫歯から守りたい!!
だから、
食べたらすぐに歯磨き、フッ素を塗る、お菓子を食べさせない
すごく頑張っているのに虫歯を作ってしまった!!というとき親のほうがとっても自己嫌悪に陥ってしまいます。歯磨きの仕方が悪かったのかな。。。と。
でも、お口の中を見ればどれだけおうちの方ががんばっているかは一目瞭然です。それでも虫歯ができてしまうのは、どこかに落とし穴があるから。まずは虫歯のでき方から見直してみましょう
お口の中の食べかすを分解してネバネバの歯垢を作ります
歯垢の中のばい菌が酸を作ります
ばい菌の作った酸が歯を溶かして虫歯になります
いろいろなイメージが先行して虫歯菌が直接歯を溶かして虫歯を作っているように感じがちですが、実は虫歯菌の出す‟酸”によって虫歯はできているのです。ですから、歯磨きをして歯垢をとるということは ばい菌が酸を作れない環境を作ることと、‟酸”があったとしても長時間さらされないことで虫歯にならないようにしているということです。
そう、左の絵にもあるように虫歯ができるためには
歯の存在、ばい菌、ばい菌のえさ、時間
の4つが存在することが欠かせません。
ですから、早く汚れを落とすことはとても大切なことです。
一時期、食べてすぐに磨くと歯を傷つけると言われたことも
ありましたが現在ではナンセンスなことと言われています。安心して汚れを早く落としてあげましょう。
今回のキーワードは‟酸”と‟時間”。そして、歯磨きはばい菌が虫歯を作れる環境をなくす方法であるということを覚えておいてください。