歯磨きしにくくて困っていませんか?
エリサ先生のワンポイントレッスン
小さなお子様が来院されると
”歯磨きさせてくれないんです”
といわれるお母様に出会います。
中には”おえっ”となるので奥が磨けなくて、、という悩みのお母様も。
歯磨きは習慣です。毎日の根競べで”歯磨きは嫌じゃないよ”、ということをお子様に体験してもらわなくてはなりません。何がお子様にとって嫌な思いになっているのでしょうか。10人の子供さんがいれば10人の状態があります。まずはお子様と向き合ってみましょう。
その際のヒントを少し。
①どんな雰囲気で磨いているでしょう。
お母さんが必死になりすぎていませんか?眠たい時間帯ではないですか?歯みがきに慣れないうちは楽しみながら磨く雰囲気づくりを優先してもよいと思っています。歯の本数も少なくリスクの少ない時期であれば磨くタイミングにひどくこだわる必要はないと思います。それよりも、その先を見越して磨かれることへまず慣れてから磨くタイミングを整えてあげましょう。
②どんな歯ブラシを使っているでしょう?
硬くて痛くはないでしょうか?小帯(歯ぐきのところにひも状になっているもので中には強くついている子がいます)が当たりませんか?子供さんがテンションを上げるために好きなキャラクターものを使ってもいいでしょう。磨いている間音楽を鳴らしてくれる付属品なんかもあります。
③お口の中を触ったことがありますか?
色んなことに効果がある方法が低年齢のうちからお母様の指で子供さんのお口の中を触ること。奥まで歯ブラシを入れられないお子さんにも効果的です。少しジェルタイプの歯磨き粉をつけて味をさせてもいいですし、歯ぐきをマッサージするようにしてお口の中を触りまくってください(笑)その時には優しく歌を歌ったり、お話をしたりしてリラックスできる雰囲気を忘れないでくださいね。
お子様にとっては保護者の方は唯一心の許せる人間です。同じことを我々がしても怖くても保護者の方だと安心してくれます。決して嫌われませんから、歯磨きタイムを親子のスキンシップの時間にしてくださいね。