子供の歯並びを良くしたい!!
エリサ先生のワンポイントレッスン
きれいな歯並びって憧れますよね。
診療室でも2歳、3歳や早ければ生えたての歯のゆがみを気にされて”いつから矯正ができますか?”と聞かれることもあります。
また、”乳歯の間は歯並びがよかったのに、永久歯が生えてきたらガタガタだけど矯正をしなくちゃダメ?自然に綺麗になりませんか?”と聞かれることもあります。
どちらにしても 歯並びは良いほうがいいね、でも、できる事ならお金がかからないほうがいいな。と思うのは皆さん同じなのでしょう。
ところで、歯並びって親子で似ていることが多い気がしていますが”遺伝”なのでしょうか?
結論。 遺伝ではない。
きっと、この見解は先生によって異なる部分もあるでしょうが、きちんとしたエビデンスを指示してくださった先生ははっきりと”遺伝じゃないよ!!”と言われます。また、私の所属する子供の咬合を考える会でも現在 予防矯正の考えから、どうすれば歯並び良く育っていくかということを”子育て10ヶ条”と”子育ち10ヶ条”としてまとめています。(2つあるのは子供の成長状態に合わせて変化しているからです)ホームページがあるのでぜひ一度みてくださいね。
こう言えてしまうのは原因が何なのか、ということが考えられたからです。
歯並びを悪くする原因は遺伝でも、私たちの退化によって顎が小さくなったからでもありません。
私たちの機能が悪いからです。
機能??何のこと??って感じです。
歯は筋肉のバランスのとれたところに並ぶのですが、この筋肉のバランスが悪いと骨や歯に影響を与えてしまいます。
呼吸、嚥下、姿勢(舌や口の周りの筋肉も含めたものです)これが機能です。
うだうだと長くなりましたが、子供の歯並びを良くしたければ生まれたときから(先生によっては胎内からと言われますが)機能を落とさないようしてあげればいいわけです。
機能を落とさないためにどうするか。
まずはお口を閉じましょう。
そこから扉が開かれます。