口呼吸は万病のもと
エリサ先生のワンポイントレッスン
ここ数年、色々な歯医者さんでも取り上げられることが多くなった”口呼吸”ですが、クリニックに来るお子さんを見ているとお口のポカンと開いている子が本当に多いです。
お口を開けていると色々な弊害が出てきます。
1、歯肉が腫れる
2、虫歯になりやすくなる
3、口臭がする
4、歯並びが悪くなる
5、風邪をひきやすくなる
6、姿勢が悪くなる
などなど沢山あります。まだまだ私は勉強中なのですが、口呼吸をしていると肺呼吸が主となり浅い呼吸となるために自律神経も乱れてくるそうです。
簡単にお口を閉じて!!と言いたくなるのですが、口を閉じたくても閉じれない原因には
1、歯並びが悪くて口が閉まらない
2、鼻が詰まって息ができないから閉じれない
が大きく挙げられると思います。でもこの2つも元を正せば口呼吸が原因、、、恐るべし口呼吸。
こうなってしまう前に何とかしたいですよね。でも、子供ってしょっちゅう風邪をひいて鼻を詰まらせちゃう!!って思いませんか?いや、思っていませんか?
たぶん、今クリニックに来てくれる子供たちの8割くらいは口が開いています。でも、実際にずーっと鼻が詰まっている子は1割いるでしょうか。感覚的ですがそんな感じがしています。先日幼稚園で行った食育の事前アンケートで32名の保護者に鼻づまりの状況について伺ったところ、常時鼻づまりの子は0名。季節によってつまる子が7名。時々つまるかな、って子が10名でした。全く保護者が意識しない鼻づまりのない子は半数以下とも言えますが、逆に考えれば全員鼻の通る時期が必ずある!!ということです。
前向きに考えたら、鼻のつまる子はこの時期を逃したらダメ!!ですよね。
この鼻のつまらない時期にはしっかり口を閉じましょう。