やっぱり大切・・・
クリニックのブログ
昨年からの新型コロナウイルスの流行により、今まで定期的に検診に来られていた方の来院がしばらく止まるということがありました。
1か月に1回来られていた方、3カ月に1度様々ですが、やはり半年以上の期間が開いてしまうと軒並み症状が出ていたり、ご本人は気づかないけれども歯周病の進行が見受けられたり、ついている歯石や着色が1度では取り切れなかったりしています。
痛くないから、不要不急の外出は避けなければならない時期の定期検診は避けようか、、となりがちなのかもしれませんがやっぱり長期的な視点から考えると定期検診は不要不急ではない大切なものなのだなと実感です。
歯周病は慢性の病気であり、足音もなく忍び寄って歯を、骨を奪ってしまうものです。直接的には歯がないという現象にとどまるように考えがちですが、歯周病によって慢性の炎症があります。それはばい菌を前進へと運び心疾患や脳血管障害の原因になるなど全身の問題へとつながります。
インフルエンザもお口の中の汚れの多い人の感染リスクが高いことが知られており、新型コロナウイルスに関しても同じような論文がありました。
体の中にものを取り込む鼻や口。大切ですね。