
ハロアルの活動から得ている思い 事前視察を終えて
⭐️私たちの治療の「原点」をもう一度見つめて
今年もフィリピン医療ボランティアに向けて、事前視察に行ってきました。
スラム街に向かう道中、子どもたちの様子や現地の生活を目の当たりにしながら、何度でも胸の奥がギュッとする。20年以上続けている活動ですが、慣れるということはありません。
私たちは日本では“歯があるのが当たり前”と思って生きています。
でも、フィリピンの現場には、幼くして歯を失わざるを得ない子どもたちがたくさんいます。痛みで眠れない、食べられない、学校に行けない——そんな現実が目の前にある。
この活動を続けてきたからこそ、私は常にこう思うようになりました。
「治せる環境がある限り、できるだけ抜かずに守りたい。」
それは予防治療でも、矯正でも、どんな治療でも同じです。
歯を守ることは、その子の未来を守ること。
この理念は、開業前から今のクリニックの核になっているものです。
⭐️治療は1人で完成しない。
“ワンチーム”だからこそできる医療
今回の視察では、現地の宿泊先、食事、活動場所、設備、安全面を細かく確認していきました。日本から多くの人が参加する活動だからこそ、一つひとつの判断がとても重要になります。
そして同時に痛感するのが、医療は1人では絶対に完結しないということ。
・準備を整えてくれるスタッフ
・安全を確認する現地の方々
・日本から一緒に向かうドクターや学生たち
・支えてくれる家族
・そして、患者さん自身
どれか一つが欠けても成立しない。
“チーム医療”という言葉は簡単だけれど、その本質は現地に立つといつも身にしみます。
⭐️この経験が、日々の治療すべてに流れている
フィリピンの子どもたちを前にすると
「もっと守れるはずだ」
「もっと痛くしない方法があるはずだ」
「もっと未来を良くできるはずだ」
と、自分の軸がいつも磨かれます。
だからこそ、きもと・まなべ歯科クリニックでは、
“抜かない治療”を可能な限り追求し、
予防から矯正まで一貫して子どもたちの未来を守る医療
を大事にしています。
来週からもまた準備が続きます。
誰かの未来をちょっとでも明るくできるように、今年もワンチームで進んでいきます。
