
骨粗鬆症のお薬を飲まれている方へ
〜歯科受診で大切なポイント〜
病院や歯科で
「このお薬を飲んでいることは、必ず伝えてくださいね」
と言われるお薬がいくつかあります。
その中のひとつが、骨を強くするための骨粗鬆症のお薬です。
なぜ歯科で伝える必要があるの?
骨粗鬆症のお薬の一部には、
歯を抜くなどの強い刺激をきっかけに、あごの骨に炎症(顎骨骨髄炎)を起こす可能性がある
と言われているものがあります。
ただし、ここで大切なのは
👉 「必ず起こるわけではない」
という点です。
「可能性がある」という表現が使われるのは、
実際に起こる頻度は高くないからです。
「この薬を飲んだら歯医者に行けない」は誤解です
時々、
「骨粗鬆症の薬を飲んでいると、歯医者に行けなくなる」
と思われる方がいらっしゃいます。
これは逆です。
実は、
👉 定期的に歯科を受診し、メンテナンスや歯周病予防を行うことがとても重要になります。
なぜ予防が大切なのか?
骨のお薬を飲んでいる場合、
歯を抜くことだけでなく、
• 歯周病で骨が溶ける
• 炎症が長く続く
といった状態でも、
あごの骨に悪影響が出るリスクが高くなることがあります。
実際の診療の中でも、
ごくまれではありますが、
• 骨粗鬆症のお薬を長期間服用
• 歯周病の炎症がきっかけ
• 傷んだ骨(腐骨)ができる
• 歯ぐきの腫れや痛み、膿が続く
といったケースを経験することがあります。
すべての方に起こるわけではありません
もちろん、
骨粗鬆症のお薬を飲んでいる=必ずトラブルが起きる
というわけではありません。
ですが、
リスクを一つでも減らすためにできることがあります。
それが、
• 定期的な歯科受診
• 歯周病の早期発見
• お口のメンテナンスを習慣にすること
です。
最後に
骨を守るためのお薬は、とても大切なお薬です。
だからこそ、
お口の健康も一緒に守っていくことが必要になります。
骨粗鬆症のお薬を飲まれている方は、
ぜひ歯科受診の際にお薬のことをお伝えください。
私たちは、
お一人おひとりの状況に合わせて、
無理のない・安全な治療と予防をご提案します。
